当学院は、松山バレエ団、東京シティバレエ団およびニューヨークでソリストとして活躍した島田孝子が、引退後に母の郷土である外房の地から世界で羽ばたくバレリーナを輩出することを念願して、1974年に茂原市の現在地にスタジオを開設しました。
当学院の指導理念は「正統なバレエを正しく学ぶ」ことです。「正統なバレエ」とは「バレエの原則に則って、基本に正確で美しい」バレエです。
ひらたく言えば、筋肉や関節を正しく使ってレッスンを行うことです。悪いレッスンをしていると悪い筋肉がつきます。美しいバレエダンサーの身体を作るためには「基本に正確に、筋肉や関節を正しく使って」レッスンをすることが大切です。当学院では長年の指導経験から、世界最高峰のロシア「ワガノワメソッド」と英国「RAD」の長所を取り入れ、日本人の骨格、体型により適した独自の指導法を確立し、毎年の各地で開催されるバレエコンクールで上位入賞を果たしています。
現在、学院全体で幼児から成人まで約150名の会員が日々レッスンに汗を流しています。1999年4月に長年の夢であった茂原本校新スタジオが完成し、まさにバレエを学ぶ上で理想的な環境で基礎からプロのレベルまで段階に応じて日々学んでいます。さらに、専門家として将来バレエを志す生徒には一流バレエ団へ推薦の道が開かれています。
楽しくそして時には厳しいレッスンと発表会等の舞台経験を通じて、お子さま達の心身が健やかに成長し、限りない可能性が未来に向かって大きく羽ばたくことを願うとともに、バレエの良さを多くの人々に理解していただくために、一般の成人の方々にも楽しんでバレエを体験していただきたいと思っています。